ゲームとかの話

ゲームを中心としたヨタ話

バストアップ紙芝居はもうたくさんだ

 

ゲームとかの話 とか言いながら、最近アニメとか映画の話しか書いてなかったんでゲームの話を。

 


カットシー
http://www.choke-point.com/?p=10659

上記リンクの筆者はカットシーン大嫌いな模様ですが、本稿とは関係がないです。

リアルタイムムービー、とかポリゴンデモ、とか言ったりします。正式名称が定まる前に、いろんな会社でローカルネームが乱立して、正式には何と言えばいいのかよく判らないんですよね。。。

 

 

さて、カットシーンである。

定義としては、
・ゲーム用モデルを使用
・ゲームプレイシーンからは切り離された、映像を眺めるシーン
・リアルタイムにレンダリングされる(ゲームプレイシーンと同じ描画方式である)
といった感じ。


リアルタイムレンダリングであることの利点は枚挙に暇がありません。
(ゲームプレイ上の利点)
・プレイヤーがキャラクターに施したカスタマイズを反映させられる
・ちゃんと制御系を実装すれば、ある程度のインタラクションを持たせられる
(制作上の利点)
・モーションデザイナーのみで作成可能
・モーションデータのみで容量が軽い
・各種モデル(特に背景)は流用が可能。流用って言い方が悪いですが、制作したデータの有効活用ですから!
・つまりコストが安くて、大量に作れて、組み込める

欠点もあるが、最近はリアルタイム描画のクオリティが上がってきているので、結構目を瞑られていると思います。
プリレンはプリレンで、結構デメリットが大きいので、基本的に最近の据え置きゲーのムービーシーンはほぼ全てカットシーンで作られていると思っていいでしょう。
伝統的にオープニングとエンディングはプリレンで作る、というスタジオもありますけれども、ムービーシーンを全てプリレンで制作するとかは、正直ありえないレベル。


さて。
本稿で何が言いたいかと言いますと、据え置き系のハイエンドゲームにおけるカットシーン論ではなく、モバイル向けの「軽い」ゲームにおけるストーリー語り演出についてであります。

近年はスマホゲーでも開発予算をかけて、3Dキャラをガリガリ動かすタイトルが増えてきました。
端末の能力も強くなってきてますからね。
でも、ご多分に漏れず、シナリオ進行は、2Dを背景に、「立ち絵orバストアップキャラがパクパク喋っているだけの紙芝居」で進めてしまう。

いくらなんでも、いい加減そんな20世紀の遺物とはおさらばしようぜ!
せっかくアニメチックなかわいい3Dモデルを作っているんだから、背景を3Dにして、カメラワーク効かせて、少しリッチなお芝居を見せてくれよ。

画面の下の方にテキスト表示ウィンドウが出てきた瞬間に、全力でスキップボタンを押す癖がついてしまいましたよ、こっちは。
読むだけで脱力してしまうような糞テキストなんか、延々と読んでいるほど暇じゃねえんだ、こちとら。

だけど、キャラクターたちがしっかりお芝居してくれるなら話は別だ。せっかくいい声優さんを使っているんだ。
声優さんのお芝居に負けない、動きの芝居も見せて欲しいのですよ。


さて。
最近のスマホゲーのあり方として、キャラに思い入れを抱いてもらって、その思い入れパワーを原動力に、ガチャ課金に100万突っ込む……という感じじゃないですか。

だったら、ストーリー語り、設定語りのパートはもっと気合入れましょうよ。

プリレンとか、フルスクラッチ2Dアニメ(たぶん)なんかより、安く作れるんだからさあ。


最近 Witcher3 をやったんですが、あんな感じのカットシーンで語りを入れてくるのであれば、問題なくストーリーを追う気になれるなぁ、と思った次第。