ゲームとかの話

ゲームを中心としたヨタ話

FREEZE 第3回まで感想(ややネタバレあり)

ドキュメンタルより個人的には好き。

アマゾンのレビューに投げたけど、どう考えても個人的な感想なので削除してこっちに垂れ流します。

3話まで。ネタバレあり。

 

 

ドキュメンタルでは終始一貫「お笑い村」ないし「芸人村」的な狭い世界の人たちが内輪ウケを狙ってなんかやってる感がうっすらと漂っており、それは観ている私にある種の気持ち悪さを感じさせていた部分がありました。
今作に関しては、それがない。
観る者の共感を呼び、感情移入の依り代となったのは、間違いなくボビーと鈴木奈々であり、彼らを残すことが、結果として本作のベースコンセプトの表現に寄与していたと思います。
芸人を早々と退場させたほうが面白かった。
これは、芸人さんが普段からいろんなリアクションをしている人たちでもあるので見慣れてしまっていたというところもあるのかもしれません。
芸人さんやお笑いファンたちにとっては複雑なのかもしれませんが、芸人4人の早期退場は慧眼だったと思います。
4人のリアクションより、ボビー奈々のリアクションのほうを見たいわけですから。

判定に対する不満で低評価が集まっているようですが、これは編集・制作サイドの問題もあるように思います。
ドキュメンタルもそうでしたが、オープニングとかエンディングが、斜に構えたちょっとカッコいい映像になっていて、おふざけお笑い番組なんだよ、という前提を冒頭でミスリードしてしまっているように思えるからです。
ガキ使が多少オサレな映像を使っていても、視聴者はガキがどういう番組であるか全員知っているわけですから、それで問題はないでしょう。
しかし、初見のものに対してパッケージと内容にイメージの齟齬がある場合、見る側とすれば「裏切られた」と感じるでしょう。
「動かなければ賞金100万」は「競技ルール」ではなく「設定・バックグラウンド」なのである、とより強く明示しておくべきだったのではないでしょうか。

 

 

追記

で。アマゾンでなぜ低評価がついてしまったのかをもう少し深く突っ込んで考えてみると。

単なる舞台装置に過ぎない、出演者への賞金に「現金」を選んでいる点。

これは分かりやすい一方で、ある種の視聴者に「俺だってほしい100万の行方を決める裁定は、ルールに則り、厳格に決められねばならない」という謎の正義感まで抱かせてしまっている可能性があります。

正直、裁定の公正さなんて、お笑い番組にどれだけ求められるんでしょう。

 

まぁ、まだオチがついていないので、最後まで観てから総括しないと、でしょうけれど。

 

関係ないですが、観てれば判るように、あの包丁は本物ではないです。刃がついてない。あとは単純にドローンの操縦をミスりましたね、あれは。

クロちゃんの頭についた傷はドローンの羽根によるもので、まぁかすり傷でしょう。ドローンの羽根(特にあのサイズ)はやらかい素材でできているので、個人的には全く心配してません。ついでに包丁はクロちゃんと岩尾以外には行く予定はなかったと思います。

 

 

「勝負モノ」という設定

コンテンツとしての勝負モノは、「当人たちが本気で勝ちに行っている」状況における人物たちのあれこれを語る、というフォーマットであり、当人たちがその裁定に不満がないならば問題がないわけです。勝敗それ自体は、物語に大きな区切りをつける重要な項目ですが、良いコンテンツであるために「勝ち」は必ずしも必要とはされない。

けど、読者はたいてい主人公に感情移入するので、主人公に勝たせて一緒に達成感を味合わせるわけです。