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ゲームとかの話

ゲームを中心としたヨタ話

シンゴジラの感想

シン・ゴジラ

こないだ(公開週)の日曜日(つまり都知事選の日)、観てきたんですよ。シンゴジラ

そのすぐ後、友人と飲みの約束があって飲んでたんですが、最近あんましやらかしたことがないレベルで痛飲してしまったんですね。

 

今週前半、この現象について自分の中で未消化だったんですが、いろんなシンゴジラ評を読んでいて段々理解できてきました。これは、

 

自分の脳が、シンゴジラで起こった出来事を完全に事実だと認識していた

ってことなんじゃないかな、と。

 

あの2時間、ボクは確かにこの国の危機を体験し、(石原さとみに恋をし、)世紀のプロジェクト成功に、安堵のため息を漏らしたのでした。

(余談ですが、アメリカ的「ヒャッホゥ」ではなく、「ふぃ~」というため息で締めくくる、そのセンスこそがリアリティなのだと痛感した次第)

 

そりゃ、その直後に飲む酒が旨いハズです。

「今の総理大臣は誰?」と質問されていたら、大杉漣!……ちがう、ちがったちがった、あれだあれ、平泉成!!」と本気で答えていたんじゃないかと思います。

 

あの群像劇の中の誰だかは知りませんが、あの2時間、ボクは官邸スタッフの一員でした。そして、なんと幸福な2週間だったことか。

日本の中枢だけあって、「ヤバいスイッチ」が入れば、全員が有能で、私心で動く人間など存在しない、個人的願望で理屈を捻じ曲げる人間などいない、そんな世界。

なさねばならぬことの巨大さに絶望せず、全員ができることを全力で積み上げることができる。

米国の熱核攻撃論に傾いた官邸が、「それでいいはずがない」と無謀な正論で覚醒し、ヤシオリ作戦に突入する過程。

 

バカの揚げ足取りの泥沼の中でもがく我々に、そんな理想郷を見せてくれた。そんな作品だと思います。

 

私の好きな映画ナンバーワンになったのは確実なんですが、その「好き」ポイントは多くの人とは共有できないだろうな、という寂しさもまた、噛み締めさせられる一本になったのでした。

 

取り急ぎ、第一報まで。