ゲームとかの話

ゲームを中心としたヨタ話

ポケモンGOはスマホゲー界隈を覆う閉塞感を吹き飛ばすか?

こんなブログ書いてるからにはポケモンGOに触れない訳にはいかないのですが。

 

 

あれ、ポケモンGO、意外と面白くなくね?という意見はちらほら出回っており、いまさらそれをなぞるようなコトを書いてもなあ、というのが今の心境。
既に一部で「スマホいじっててポケモンGOやってると思われるのが恥ずかしい」的な声が上がり始めており、おじさんは悲しい!
民度の低いニワカのせいで無慈悲な風評被害を被っているというか、キャズムを一瞬でぶち抜いた結果、アーリーアダプターにとって生まれた瞬間にオワコンになったというか。
 
詳細は、ポケモンGOをディスっている記事じゃないですが、徳力さんの記事がいい感じでまとまってたのでリンクしときます。
 
 
我々はIngressで、このゲームの基本的な遊び方を学んでいたハズなんですよ。基本、まったりゲーやぞ、と。
そこに、ニワカが殺到して狂ったような廃人プレイで各地のポケモンジムにどうにもならないポケモンが配置される事態に至り、どうにも興が削がれるわけですね。
Ingressに比べると、バースターよりもポケモンのほうが潤沢に弾数を用意できるので、物量で何とかゴリ押すことが可能になってはいるのですが、大量の戦死者を出しながらジムを落としても、張り付いてるハイエナが横入りでポケモンを設置していくのを体感すると、ああ、Ingressでもいたわーそういうヤツ……という気分になるわけです。
 
で、ゲームの構造として、中長期のインセンティブがジムをめぐるやり取りに置かれているにもかかわらず、ジムの現状がこの有様では、ゲームがドライブしていかなんですよね。
 
ニワカ廃人がキモくてニワカエンジョイ勢がドン引きという、よくわからない世界になっているのが、10日経過したポケモンGOの現状なのかな、と。
 

 

本来、この手の位置情報ゲーって、「もののついでに」遊ぶくらいがちょうどいいように設計されているんだと思うんですがね……。
その点、「歩行距離で卵が孵る」「歩いてると野生のポケモンが出てくる」という仕様は、その思想を覆すギミックになってしまいました。スマホ起動しっぱなしで歩かないといけない、というのはどうにも「もののついで」の範疇を超えている。
おそらく、ナイアンティックが任天堂からパテント持ってくるに当たって、任天堂がポケモンGOplusで売り上げを立て得る座組みにするために組んだ仕様なんだと思うんですが、予想外にバズった結果、生産見込みを決定的に読み違え、発売が遅れてしまったのが致命傷に……って感じでしょうか。延期発売になる9月には、オワコン化してる公算が大なのではないでしょうか。
いつもみたいに、在庫薄品切れ商法で見切り発売しちゃってもよかったと思うんだけどな……。そっちのほうがまだ話題が持続しただろうに……。
 
さて。
 
ゲームジャンルとして考えたときに、ポケモンGO(というかIngress)は決してメジャーなジャンルたりえません。コンシューマ向けゲームなのに、「家ではろくに遊べない」という制約がきつすぎるんですよね。
なんかアメリカでバズってるから良い物にちがいない!ってみんなが群がったわけなんですけれども、その正体はプレイする人を選ぶニッチな(しかし新しい)ジャンルに過ぎない。多くの人は潮が引くようにポケモンGOから去るでしょう。
 
いちゲーマーとしては、近年で新たなゲームジャンルが確立されるケースがほとんどなかった環境を振り返るに、ポケモンGOのバズは良いことだと思っています。
同じフレームの同じゲームばかりが市場に氾濫し、閉塞感が漂っていた(スマホ)ゲーム界隈の空気を、一瞬にして吹き飛ばしてくれた功績は大きい。各社、これにあやかってもっとヘンなゲームを作っていただきたいものです。