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ゲームとかの話

ゲームを中心としたヨタ話

艦これに学んだモンストとモンストに学ばなかった艦これ

モンストのウィークリーミッション追加と艦これの編成保存



だいぶ時機を逸してしまいましたが、まぁ今なら論考する価値はあるだろうということで。



去年の下半期(だと思う)、艦これとモンストがお互いを意識したかのようなアップデートを行いました。

・ウィークリーミッション
艦これではかなり早い段階で実装されていた仕様ですが、同じ課題を毎週こなしましょう、というもの。
同じような仕様は、いろいろなタイトルが供してきていたわけですけれども、モンストも満を持してオーブを報酬として実装してきました。

・編成保存
ステージに対する「自分なりの最適編成」を保存する機能。
モンストでは、ステージごとに前回クリア時の編成を保存して置き、再度挑戦する際にこれを呼び出す機能として実装しました。
これを受けてか受けずかは分かりませんが、艦これでも「編成保存」が実装されました。
しかし、艦これでは、ステージ単位での保存ではなく、プレイヤーデータへの限定的な保存、という仕様で実装しています。



さて。
私の所見としましては、モンストのウィークリーミッションのパクり方は成功、艦これの編成保存のパクり方は失敗、と考えています。

・ウィークリーミッション
サービスがそれなりに長期化してきますと、「クソみたいな高難易度」なお題である「エンドコンテンツ」の追加実装でも、まだ間に合わないほどに先頭をひた走るコアユーザーの独走を制止することができません。コアユーザーは、サービス側が制作したコンテンツを遊びつくしてしまって、「もうやることがない」という状態に陥ってしまうわけですね。
「現段階での完全コンプ」という状態を目指してプレイヤーは頑張るわけですから、その目標に到達したことの達成感を感じてもらえるのはとても大事なことです。

しかし、パッケージの売り切りタイトルではありませんので、「ゲームをクリアした」と思われて遊ぶのをやめてもらっては困るわけです。
初期コンテンツを用意しきれなかった(であろう)艦これがこのような仕様を搭載したのは、ある種苦肉の策として理解できるのですが、モンストがこれに追随するような対応を行ってきたということは、「モンストのエンドコンテンツの効力が弱まった」ということの証左でもありそうです。
けれども、これが、結果として、超絶降臨ですら運極してしまうようなコア層にとっては、「頑張る必要はないけれど、ログインしてやらないといけないこと」ができたわけですから、「モンストやーめた」という消費行動を抑止し、タイトルの延命に寄与する施策であるとは言えるでしょう。



・編成保存
翻って、艦これが実装した編成保存仕様です。
正直、頭が悪いと言わざるを得ません。良く言っても、運営サイドが「自分の欲望(儲けたい)に素直な仕様追加をかましてきた」としか受け止められません。

同等の機能は、外部ツールですでに実現されていましたし、保存枠の拡張に課金を要する、という仕様は銭ゲバ的反感を買わざるを得ないのです。

モンストと違って、端末のローカルに保存領域を持たせず、サーバのデータベース上に全てのデータを保存するというブラウザゲームの宿命的仕様上、プレイヤー数×クリア時編成データを保持する保守コストを無償で提供するわけにはいかなかったという事情は察します。

ですが、やはりこの仕様は、単純に遊ぶ側からしてみれば、「銭ゲバ」感を否めないアップデートと言わざるを得ないのであります。




本題から外れますが、艦これは他にも「艦娘」のレベルキャップを150→155とする仕様変更を行っています。
やることが無くなってしまったコア提督の皆様からすれば、さらなる目標ができたと感じられる改修かもしれませんが、これはよろしくありません。
以前の記事でも言及したように、艦これにおける「艦娘カンスト」は「愛の証明」なのです。なのです。


すでにカンストしていた娘は提督的には「糟糠の妻」なのです。
単純なレベル上限引き上げは、この感覚を否定することです。
「糟糠の妻」だと思っていた霧島が、実はそうではなかった、と言われてしまったのです。

「レベル150の娘に対するさらなる育成要素」は、新仕様で報いるべきだったかと思えてなりません。モンストにおける「運極2体でわくわく追加」のような。

であればこそ、「糟糠の妻だとお思い?でも私には【新仕様】を与えてくださっていませんわよ!?」と思えるのです。




VITA版・アーケード版の開発に難航しているようにも見える艦これスタッフ様方ですが、是非、そのあたりご留意願えれば、と思ってやみません。




※ ちなみに、すでに私は年明けから艦これを起動しておりません。